フルオートとオートの違い

フルオートとオートの違い

フルオートとセミオートの2種類

追い焚き機能付きの給湯器には、セミオートとフルオートの2種類あります。
単にオートというとセミオートの事を指し、オートとセミオートは同じものです。
 当店ではオートをセミオートと表記しています。
 

フルオートとセミオートの見分け方

機器の型番である程度見分けることが可能です。
型番にAWなどとあるものは通常「フルオート」です。
型番にSAWとあるのもは通常「セミオート」です。
例:RUF-E2405SAW=セミオート
 W=壁掛型 なので据置型はAGやSAGとなったりします。

 メーカーによってはAWが「セミオート」だったりしますので要注意です。この点が当店がオートをセミオートと表記している理由です。

 

フルオートとセミオートの機能の差

フルオート・セミオート共にお湯はりから保温までスイッチ一つで行えるところは同じです。
 
セミオートにない機能としては、

  •  水圧検知による自動足し湯
  •  水圧検知による追い焚き保温
  •  排水時の追い焚き配管自動クリーン機能

の3点です。
 
水圧検知とは、浴槽に人が入ったことを給湯器のセンサーで自動的に感知するものです。
 
セミオートにも追い焚き保温の機能はついていますが、こちらは水圧検知ではなく一定時間(約30分)ごとに温度を測って追い焚きをかける方式なので、フルオートのように人が浴槽からあがったらすぐ追い焚きするのとは違いがあります。
 
セミオートでも「追炊きボタン」を押せば追炊きは可能です。
 
追い焚き配管の自動クリーン機能とは、給湯器から新しいお湯を流して、配管に残った残り湯を排出するものです。
セミオートでも排水時に足し湯ボタンを押せばほぼ同じ状態となります。
 
では、どちらがお勧めかというと、個人的にはセミオートタイプで十分だと思います。
もちろん、これは好みの問題と今までどちらのタイプを使っていたかによる慣れの問題があるので、お好きなほうを選んでいただければいいと思います。
ちなみに本体の価格差はだいたい1万円ほどで、フルオートのほうが高くなります。
 

機能比較
フルオート セミオート
自動湯張り
自動追い焚き・保温
<水圧検知>

<30分毎>
自動足し湯 ×
自動配管クリーン ×



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