名古屋市瑞穂区の市営住宅で台所用湯沸器パロマPH-5BV交換工事が税込31,800円
今回は名古屋市瑞穂区の市営住宅でパロマ製の湯沸器PH-5BVを取り付けました。
ガス栓と湯沸器の距離が微妙で、かなりガス接続管の曲がりがきつくなってしまいました。
強化ガスホースにはプラスティック製の白い輪っか状のものが通してあるんですが、これは曲げ半径を確認するためのものです。
この白い輪っかがスムースに通る範囲でしか配管してはいけませんよ、という目安です。
最小曲げ半径というもが設定されていて、それ以上急激に曲げると配管が潰れてガスの流れが阻害されてしまうわけです。
もちろん今回の現場もちゃんとクリアしていますが、結構ギリギリな状態でした。
この輪っかがきれいに通らない場合は、強化ガスホースの長さを変更したり、湯沸器本体の取り付け位置を変更したり、場合によってはガス栓の向きを変更したりと結構苦労することもあります。
強化ガスホースは10cm刻みでしか長さの設定がないので別名「定尺」とも呼ばれたりするんですが、微妙な長さ調整をしたいときに10cmの違いって結構困ったりします。
ほとんどの場合は苦労しないんですが、以前取り付けを行った業者が基準から外れた設置を行っていた場合とか、現在は廃止になっている長さの強化ガスホースが使用されていたりすると苦労することがあります。
他にあまりに古い湯沸器だったりメーカーが変わったりする場合も、湯沸器の大きさが全然違ったりしてガスの接続位置が変わるので同様に苦労することがありますね。
台所用の小型瞬間湯沸器の選び方!
台所用の小型湯沸器は3メーカーが製造・販売しています。
3メーカーとは、リンナイ・パロマ・ノーリツの3社です。
「燃費がよくてガス代がかからないのはどれ?」という質問を受けることがありますが、どのメーカーでも給湯能力は5号なので、お湯の勢いやガス代は変わりません。
当店でよく数がでるのは、やはり価格のお値打ちなパロマ製です。
ちなみに、ノーリツ製はパロマのOEM(相手先ブランド名での製造)となったので、ボタンの色が違うくらいで基本的には同じものです。※PH-5BVとGQ-541MWの比較
ノーリツ製の小型湯沸器はほとんど見ないので、やはり販売台数が少ないんでしょう。当店でもノーリツ製を希望されるお客さんはほとんどいません。
リンナイ製の仕入れがまた安くなってくれるといいんですが、どんどん仕入れ値は上がり続けてるんですよね。
今回取り付けたのはこちらの元止式小型湯沸器 ⇒ パロマ PH-5BV